アバットメントの材質ごとのメリット・デメリット
2022/09/17
インプラントの土台であるアバットメントの材質は、選べることをご存知でしょうか。
急に金属の種類を聞かれても、よく分からないこともあるでしょう。
そこで今回は、アバットメントの材質ごとのメリット・デメリットをご紹介します。
アバットメントの材質ごとのメリット・デメリット
チタン合金
・メリット
比較的安価で採用できるチタン合金は、強度が高く折れにくいことがポイントです。
また錆びにくく、馴染みやすいのもメリットでしょう。
金属の色をしているので、上部の被せ物とアバットメントの隙間から色が見えることがあります。
審美的に気になる方は、避けた方が無難でしょう。
金合金
・メリット
金を合金した金属である金合金は、柔らかすぎず硬すぎないため噛み合う方の歯の負担が少なく済みます。
デメリットとしては、チタン合金よりも価格が高くなりやすいでしょう。
またチタン合金と同様、色が見えることがあるので審美性が損なわれる可能性があります。
ジルコニア
・メリット
ジルコニアは金属を使用していないため、金属アレルギーをお持ちの場合でも問題なく使用できます。
色が自然な歯とほぼ同じなので、見た目も美しく仕上がるのが特徴です。
チタン・金よりも、高価になる傾向があります。
自然歯よりも硬度が高いため、周囲の歯・噛み合う歯を傷つける可能性があるでしょう。
まとめ
アバットメントはチタン合金や金合金など、材質を選ぶことができます。
見た目の美しさを優先するか、値段を重視するかを考え、アバットメントの材質を選びましょう。
お悩みの場合は、担当のスタッフにご相談下さい。
ひとつひとつにこだわって、満足できるインプラントを目指しましょう。