歯科治療で用いられるセラミックの種類とは?
2023/03/01
歯科治療ではしばしばセラミックが使われますが、どのくらいの種類があるのでしょうか。
あらかじめ種類を知っておくと、上手に選択できそうですよね。
そこで今回は、歯科治療で用いられるセラミックの種類について見ていきましょう。
歯科治療で用いられるセラミックの種類
治療に用いられるセラミックは主に4種類です。
オールセラミック
オールセラミックとはクラウンやインレーを使う際に、素材にセラミックだけを使った治療のことを言います。
セラミックのみを使用することにより、天然歯に近い、美しい色を再現できるのがメリットです。
ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックとは、セラミックにプラスチック素材のレジンを加えた素材です。
セラミックは陶器、レジンはプラスチックのため、金属アレルギーの方の治療に安心して使えます。
レジンだけの場合に比べ、セラミックが含まれていることで見た目が美しいのが特徴です。
ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックは、セラミックの中でも最も審美性と強度、耐久性に優れたジルコニアを用いたセラミックです。
技術の進歩によって自然な色合いの歯を作り出し、歯の美しさを重視する方の治療に適しています。
細菌が付着しにくく、耐久性に優れていて長持ちするのもジルコニアセラミックの特徴です。
メタルボンド
クラウンの中の素材に金属を用い、外側だけをセラミックで覆ったのがメタルボンドです。
外側はセラミックで見た目が美しく、内側が金属のため耐久性と強度に優れています。
ただし、劣化にともなって中の金属が溶け出すことがあり、金属アレルギーの方には向きません。
歯茎に変色が起こるケースもあることから、審美性を追及する方には不向きな治療法と言えます。
まとめ
セラミックを用いた治療は、主に4種類あることがわかりました。
4種類のセラミックの特徴はさまざまですので、自分に合ったセラミックを選びたいですね。
横浜にある当院は、審美歯科治療を専門に手がけております。
セラミックに関するご相談は、お気軽に当院にお尋ねください。