セラミックの素材の種類とは?
2023/03/15
歯科医療で使われるセラミックには、たくさんの素材があるイメージをお持ちの方も多いでしょう。
実際には、どのくらいの種類があるのでしょうか。
今回は、セラミックの素材の種類について詳しく解説いたします。
セラミックの素材は2種類
セラミックの素材は、主に2種類に分類されます。
アルミナ
セラミックを用いた治療の中で、最も頻繁に使われている素材がアルミナです。
審美性に優れているだけでなく、安全性と耐久性を持ち、非常にバランスの良い歯が出来上がります。
中でも一番の特徴は透明度の高さです。
安全面においては、虫歯の再発リスクが低いことが挙げられます。
ただし奥歯やブリッジの使用に耐えられるほどの耐久性はないため、主に前歯に単体で使われるセラミック素材です。
ジルコニア
ジルコニアといえば、人工ダイヤモンドを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実際には人工ダイヤモンドだけでなく、人工関節からスペースシャトルに至るまで、幅広い用途に用いられています。
スペースシャトルに用いられていることからもわかるように、高い強度と耐久性を備えているのが特徴です。
審美性と安全性はアルミナと同様に優れており、非常に美しい歯に仕上がります。
ジルコニアはプラークが付きにくい素材ですので、虫歯の再発リスクや歯の付け根の黒ずみが生じる可能性が低いのも魅力です。
どちらが良いかは歯科医師と相談しよう
アルミナとジルコニアは、それぞれが異なる特徴を持った素材です。
どちらを使うのが良いかで迷ったら、歯科医師に相談しましょう。
適切な素材を見極め、希望に沿った治療をしてくれますよ。
まとめ
たくさんの種類があるように思えるセラミックですが、実際には2種類の素材に行き着くことがわかりました。
今後、歯科医療においてセラミックを選択する機会があれば、ぜひご参考くださいね。
当院は横浜にて審美歯科治療を提供しております。
セラミックに関するご相談は、当院にお気軽にお寄せください。