セラミックを用いた歯科医療に保険は適用される?
2023/04/01
歯科医療では、保険が適用される場合と自費診療のケースとがあります。
セラミックを用いた場合は、どちらになるのでしょうか。
今回は、セラミックを用いた歯科医療で保険は適用されるのかについて解説いたします。
セラミックを用いた歯科医療の保険適用
セラミックは保険適用の対象外
歯科医療は保険診療と自由診療の2種類に分かれており、セラミックを用いた診療は自由診療に該当します。
セラミックは陶器に用いる陶材から作った歯科材料で、見た目が非常に美しく、審美性に優れた歯が出来上がるのが特徴です。
審美性を優先していることから原則として保険適用はされず、全て自費診療です。
セラミックが保険の適用対象と思われている理由
近年「セラミックが保険の適用対象になった」ととらえている方が増えていると言われます。
その理由は、2021年4月に行われた診療内容の見直しです。
これまでは銀歯しか使えなかった小臼歯の2本の歯が、保険適用で白くできるようになったのです。
ただ、白くできるようになったとはいうものの、この歯はセラミックではありません。
セラミックという名がついていますが、実際には純粋なセラミックではなく、プラスチックでできています。
保険適用の銀歯に比べれば美しいものの、徐々に劣化して表面のツヤを失っていきます。
いつまでも美しさを保つセラミックに比べると、機能の面ではるかに劣ると言えるでしょう。
まとめ
美しさを追求する審美歯科で使われるセラミックは、原則として保険の適用外です。
保険の対象となるのは、セラミックとは別物のキャドキャム冠であることを覚えておくといいですね。
横浜で審美歯科治療を提供する当院では、セラミックを用いた治療を行っております。
セラミックをご希望の方は、お気軽にご相談ください。