ソケットリフトとは?
2023/05/15
インプラント治療をしていると、ソケットリフトという言葉を聞く機会があります。
「何のことだろう?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ソケットリフトとは具体的に何かについて解説します。
ソケットリフトとは
ソケットリフトとは、歯を支える骨が痩せている場合に行う骨を再生する治療のことです。
歯を支える骨は歯槽骨(しそうこつ)と言い、歯が抜けたあとは体内に吸収されて薄くなる傾向にあります。
歯を失ったあとは、インプラントという人工の歯を埋め込む治療を行いますが、埋め込むための土台となる歯槽骨の再生治療が必要な場合もあるのです。
インプラント治療には歯槽骨の厚みが10mm程度必要なため、ソケットリフトで歯槽骨を再生します。
治療の流れ
次のような流れで治療を行います。
①歯槽骨に穴を開る(歯肉を切開したり、ドリルで骨を削ったりすることもある)②歯槽骨の穴から充填剤を入れる
③インプラントの土台を、充填剤と一緒に入れる
④3ヵ月~5ヵ月ほど、歯槽骨が再生するのを待つ
⑤歯槽骨が再生したら、人工の歯を入れる
費用
ソケットリフトは自由診療で、保険適用の治療よりも高額になります。
費用の目安は、5~15万円でしょう。
まとめ
ソケットリフトとは、歯の土台となる骨が薄くなっている場合に、骨を再生する治療のことです。
土台となる骨に穴を開けて充填剤を流し込み、固まるのを待ちます。
医療法人社団高松歯科医院では、患者様の心に寄り添いながら最適な治療をご提案いたします。
歯に関するご相談やお悩みがありましたら、気軽にご相談ください。