ハイブリットセラミックとは?
2023/06/01
セラミック治療の一つに、ハイブリットセラミックと呼ばれるものがあります。
保険適用で治療できる種類もあるため、選択する方が増えている治療です。
今回は、ハイブリットセラミックについて詳しくお伝えします。
ハイブリットセラミックとは
ハイブリットセラミックは、セラミックとレジンを混ぜ合わせて作られたものです。
保険適用のレジンに、セラミックを混ぜ合わせて使用します。
セラミックの良いところを加えたような素材で、レジンの特徴である弾力性とセラミックの特徴である自然な透明感や白さが特徴です。
メリット
レジンだけに比べると、耐久性が高く、変色しにくいので長持ちするでしょう。
弾力性もあるので、セラミックのみよりも柔らかく割れにくい特徴もあります。
金属が含まれていない素材なので、アレルギーがある方でも安心して使用できますよ。
オールセラミックの素材に比べると、安価に設定されています。
保険適用になる場合もある
平成24年4月から、小臼歯に保険適用でハイブリットセラミックを使用できるようになりました。
小臼歯とは、犬歯の後ろにある2本の歯のことです。
従来は、金属かレジンのみが保険適用で、口を開けたときに金属が目立ってしまうこともありました。
ハイブリットセラミックなら、目立たずに自然な色に仕上がります。
相場
インレー(詰め物)は1本あたり3~5万円で、クラウン(被せ物)は1本あたり5~12万円です。
保険適用になる部分の治療は、1本あたり9千円が相場でしょう。
まとめ
ハイブリットセラミックは、レジンとセラミックを混ぜて作られている素材です。
レジンだけに比べると、耐久性が高くて長持ちする特徴があります。
医療法人社団高松歯科医院では、患者様が安心して治療を受けられるよう相談しやすい雰囲気づくりを心がけています。
歯やお口のお悩みがある方は、ぜひご相談ください。